もう虫歯になりたくない
これからは治療ではなく、予防のために歯医者に行く時代がくるでしょう。
「歯医者さんに行く理由(過去)」
・歯が痛くなった
・歯が黒くなった
・歯が抜けてしまったetc・・・
「歯医者さんに行く理由(未来)」
・歯垢の除去
・口内メンテナンス
・ブラッシング方法の再確認etc・・・
実はすでに、北欧や欧米など歯科先進国では予防歯科が広く浸透しています。
歯科先進国では、歯医者に通う目的は、「治療」から、「予防」に移行しているのです。
誰しも歯を抜く、痛い思いをするということは避けたいものだと思います。
歯の治療は、口内環境の改善はしますが、治療をするたびに少しずつダメージを受け、その結果弱っていきます。
大切な歯にダメージを蓄積させないために大切なのは、トラブルが起こる前に予防することです。正しい歯の磨き方、溜まってしまった歯垢を取り除くメンテナンスをしていきましょう。
予防歯科 予防にも種類があります!
予防歯科と一言でいっても、予防歯科の方法はたくさんあります。
ブラッシング指導や、PMTCといった本格的な歯のクリーニングだけではなく、噛み合わせのチェックや食事を含めた生活習慣の指導など、包括的に予防歯科に取り組んでいます。
うさみ歯科では、資格を持った歯科衛生士が常勤していますので、患者さん一人ひとりの状況に合わせて、適切な予防処置を提案できます。どうぞお気軽にご相談ください。
- いつも歯の溝に黒い虫歯ができる
- ・・・殺菌をして、歯の溝を埋める治療があります
- 初期の虫歯を予防したい
- ・・・お手軽フッ素加工がおすすめです
- 自分ではとれない歯垢をとりのぞきたい
- ・・・歯茎の中、歯の隙間まで徹底的にバイ菌除去をして、歯垢を取り除きます
- 歯磨きに自信がない
- ・・・正しい歯磨きが歯の一生を決めます
シ―ラント
一番虫歯になる箇所は、歯の隙間と奥の歯にある複雑に入り組んだ溝です。この歯の奥の溝には、食べかすなどが詰まりやすく、ブラッシングも困難です。
そこでおすすめするのがシーラントです。シーラントとは、奥歯の溝を歯科用プラスチックで埋めて噛み合う面を滑らかにする処置です。
施術することで食べかすが詰まりにくく、ブラッシングしやすい歯面をつくることができ、虫歯を効果的に予防します。
フッ素塗布
初期の虫歯予防で使用されるのが、フッ素です。
フッ素には歯の再石灰化を促す効果があります。
このフッ素を歯の表面に直接塗布することで歯質を高める効果があります。むし歯菌から歯をコーティングして守るイメージです。
PMTC
Professional Mechanical Tooth Cleaningの略で(以下PMTC)、全てのプラークを徹底的に除去することができる歯のクリーニング方法の一つです。
歯科医師や歯科衛生士が専門器具を使って細菌の塊であるバイオフィルムを破壊しますので、PMTCを受けた後は歯がつるつるでとても気持ちいいです。
人は、どんなにきちんとブラッシングしているつもりでも、歯と歯の間や歯と歯ぐきの間などは、磨き残しがあるものです。
その磨き残しをためないように、PMCTをすることで全てのプラークを徹底的になくしていきましょう。
定期的にPMTCを受けてらっしゃる患者さんと受けていない患者さんとでは、5年後、10年後に差がでることでしょう。
ブラッシング指導
毎日丁寧に時間をかけブラッシングしていても、自分のやり方が正しいブラッシングであるとは限りません。誤ったブラッシング方法だとプラークを 効果的に除去できず、虫歯や歯周病の原因となってしまいます。うさみ歯科では、歯科衛生士が患者さん一人ひとりの口腔内を把握し、適切なブラッシング指導を行っています。
予防をする上で一番大事なのは毎日のブラッシングです。せっかく毎日ブラッシングを行うのなら正しいブラッシング法保を身につけ、歯の健康をキープし続けましょう。
定期健診の重要性
実は、治療を終えたばかりのお口の中は細菌などが減っており、虫歯が再発しにくい状態になっています。
しかし、虫歯の原因は治療前の歯の磨き方や、生活習慣にありますので、
治療前と同じようなケアや生活をしていると簡単に虫歯や歯周病が再発してしまいます。
虫歯や歯周病を再発させないためには、毎日の丁寧なセルフケアと、歯科医院での定期検診です。
<歯科定期検診のメリット>
■正しい予防処置を行い、虫歯などの病気をお口の中に寄り付かせない状態を保ちます。
■お口のプロが行う事により、病気の兆候を見逃さずまた万が一再発しても早期に発見でき治療を行うことができる。
ただし、定期検診は定期的に受けなければ意味がありません。
口内環境が悪化する前に、適切なメインテナンスを行うことが重要なのです。
当院では、患者さん一人ひとりの口腔内の環境に合わせメンテナンス期間を半年に1度、年に1回などに設定し行っております。
せっかく健康的な口腔内を取り戻したので、正しいメンテナンスを行いそのままの状態をキープしていきましょう。